堕落ディザイアー

ずっと家でゴロゴロしながら映画を観ていたい

アクション

実話をもとにした災害パニックの傑作 『バーニング・オーシャン』感想

2010年に実際に起きた原油流出事故を題材にしたパニック映画です。大量の原油が海に流出して環境汚染や漁業への影響がとんでもないことになったこの事故ですが、この映画ではその原因となった石油掘削船の爆発事故の方が大きく取り上げられてます。 主演はマ…

芸術的な銃撃戦 『ガーディアン』感想(ちょっとネタバレ)

ドイツのアクション映画です。普段ハリウッド作品ばかり観るので他の国の映画は全然詳しくないんですが、ハリウッドアクションとは違う独特の空気感が印象的な作品でした。 これがドイツ映画の特徴なんでしょうか。灰色っぽいというか鉄っぽいというか、映画…

プロペラ機のレトロな空中戦が魅力 『フライボーイズ』感想

戦争映画ではちょっと珍しい第一次世界大戦ものの作品です。多くのアメリカの戦争映画って第二次世界大戦や南北戦争、それか近年の紛争介入がテーマになってる中で、本作では複葉機での戦闘がメインだった第一次世界大戦の空戦というマニアックな題材が使わ…

スケールもアクションも増大 『パージ:大統領令』感想

「年に1度、12時間だけ全ての犯罪が許される『パージ法』が成立したアメリカ」を舞台にしたシリーズの第3弾です。 低予算映画ながら、独特のストーリー設定と狂ったテンションのアクション・暴力描写が話題になってカルト的人気を誇る『パージ』。シリーズを…

戦闘シーンの凄まじさが脳裏に残る 『ハクソー・リッジ』感想

第二次世界大戦を舞台に、銃を持たずに戦場に出た実在の兵士の話を映画化した戦争映画です。「衛生兵」が主役という、戦争映画としてはちょっと珍しい作品になってます。 宗教上の理由や過去のある出来事をきっかけに頑なに人を傷つけることを拒む主人公の青…

この映画がエンタメ作品として作られたことの意味 『パトリオット・デイ』感想

2013年に起こった「ボストンマラソン爆弾テロ事件」を題材にしたノンフィクションサスペンスです。 2人のチェチェン人の男が圧力鍋を用いた手作りの爆弾2つをマラソンのゴール付近に集まった観客のど真ん中で爆発させ、死者3名、負傷者280名以上という大惨事…

登場人物たちの渋さに惚れる 『マグニフィセント・セブン』感想

「七人の侍」をアメリカ風に作り上げた名作西部劇「荒野の七人」をさらにリメイクした作品です。 卑劣で冷徹な資産家ボーグによって近くの金鉱ごと乗っ取られようとしている田舎町ローズ・クリークで、町の住人たちがボーグの一味と戦うため主人公の賞金稼ぎ…

ゴリラVSゴリラ 『キングコング:髑髏島の巨神』感想(ネタバレあり)

「未開の島で捕まえたキングコングをNYに連れ帰ったら脱走して大暴れされた」というこれまでのキングコング映画とは違い、ベトナム戦争後の時代を舞台に未知の島で調査隊&米軍とキングコングが真正面からぶつかるというオリジナルストーリーが展開される映画…

Netflixの本気度が分かる良作SF大作 『スペクトル』感想(ネタバレあり)

www.youtube.com Netflixオリジナルが注目され始めた頃の、ガチガチのガチな本気を見せつけてきた衝撃作です。これ1本作るのにいくらかかってるんだろう。劇場公開作でも全くおかしくないクオリティのSFアクション大作に仕上がってます。 普通に映画館で流…

あくまでアクション映画です 『パール・ハーバー』感想

色んな意味で映画の歴史に残る「超傑作戦争ラブコメアクション(笑)」です。DVDジャケットがタイタニックみたいだよね。 誰が何をどう間違ったのかマイケル・ベイというアホアホなハリウッドアクション専門監督みたいな人にアメリカの歴史上でも重要な出来…

蛇パニックの頂点 『アナコンダ』感想(ちょっとネタバレ)

タイトル通り「巨大アナコンダに襲われる」映画です。製作は1997年ですが、秀逸な展開とパニック描写で今観ても十分過ぎるほど面白くて怖いです。 ストーリーは至ってシンプルで「幻の原住民族を探すためにアマゾン川奥地に入った撮影クルーたちがアナコンダ…

邦題に似合わないバイオレンスアクション 『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』

2006年のアメリカ映画です。 巨大なマフィアを壊滅させられるほどの証言ができる1人のマジシャンに、そのマフィアのボスから100万ドルの懸賞金がかけられることから物語は始まります。 高級ホテル最上階のペントハウスに籠って隠れているマジシャン・イズラ…

隠しきれないマイケル・ベイ感 『13時間 ベンガジの秘密の兵士』感想(ちょっとネタバレ)

実際に2012年に起きたリビアでのアメリカ領事館襲撃事件を基にした映画です。 実話もののリアル路線戦争アクション映画ということで、『アメリカン・スナイパー』なんかと同じグループの映画ですね。前半は『アルゴ』なんかとも似てるかな(こっちは後半…

シンプルに熱い良作アクション 『セキュリティ』感想

ハリウッドを代表するアクションスターのひとり、アントニオ・バンデラス主演で送るアクションスリラーです。 舞台は深夜のショッピングモール。退役軍人の主人公・エディは、ここで夜間警備員として働くことになり、勤務初日を迎えます。平和で退屈なはずの…

異常にアンバランスなSF戦争アクション 『アウトポスト37』感想

南アフリカとイギリスというちょっと珍しい合作のSFアクション映画です。 舞台は近未来の地球。エイリアンと軍隊が戦うSFアクションですが、作中では既に侵略戦争は終結後となっています。 地球外生命体「ヘヴィ」の侵略で人類は多大な被害を被ったものの、…

歴史映画×SFアクション 『アウトランダー』感想

中世のノルウェーにエイリアンが出現し、ヴァイキングたちと死闘を繰り広げるというSFアクション映画です。 物語の主人公ケイナンは姿は人間と変わりませんが地球外から来た存在で、いわゆる宇宙人ということになります。彼の家族や仲間は「モアフェン」とい…

見えないけれどそこにいる 『マンイーター』感想

オーストラリアのワニパニックアクション映画です。 大河を進むクルーズ船が通常の航路を外れて未知の支流に入ったことから巨大ワニに襲われ、浸水しながらもなんとか河の中に浮かぶ小島に乗り上げて何を逃れます。しかしその小島は、満潮時には水の底に沈ん…

銃撃戦が全て 『デイライツ・エンド』感想

完全にノーマークの作品でしたが、Netflixで何となく観てみたらかなりの掘り出し物でした。 内容はいわゆるゾンビものに該当するでしょうか。「謎の感染症が蔓延して文明が崩壊した世界を1人で旅しながら生き延びていた主人公が生存者のグループと出会い、彼…

B級サメ映画の秀作 『パニック・マーケット』感想(ネタバレあり)

CGは今となってはごくごく一般的な映像技術です。とりわけアクション映画にはもはやなくてはならない表現技法で、現実にはないものを画面の中に付け加えて、アクションシーンに非現実的なインパクトや迫力を生み出してくれます。 CG技術も昔より進歩してより…

小じんまりしたアドベンチャー 「ビッグゲーム 大統領と少年ハンター」感想(ネタバレあり)

テロリストのミサイルでエアフォース・ワンが撃墜され、フィンランドの山岳地帯に1人取り残されたアメリカ大統領と、それを偶然見つけた地元の少年ハンターが協力してテロリストに立ち向かうサバイバル・アドベンチャーです。 キングコングと戦うイカレ軍人…

軽〜く見られるポリス・アクション 『ザ・スクワッド』感想

2015年に製作されたフランスのアクション映画です。代表作「レオン」や、最近ではトヨタのCMで実写版ドラえもんを演じたことで有名なジャン・レノが主演を務めています。 内容はいわゆる刑事サスペンスもの。ジャン・レノ演じるヤンキー系刑事がリーダーを務…

おいしいとこ取りの災害・航空パニック 『フライト・クルー』感想

2017年製作のロシアのパニック映画です。 資源採掘のために作業員やその家族が暮らしていた島が火山噴火で全滅の危機に陥り、救助のためにそこへ駆けつけた航空機とそのクルーたちがサバイバルする様を描きます。 前半では登場人物の紹介がてらその人間ドラ…

ハリウッドPOVホラーの王様 『クローバーフィールド/HAKAISHA』感想

ニューヨークのマンハッタンに突如現れた謎の巨大生物が街を蹂躙する中、その真下を逃げ惑う市民の逃亡劇を手持ちカメラの視点から描いたモキュメンタリー(ドキュメンタリー風に作られたフィクション)作品です。 POV(Point Of View)という、一人称視点で撮影…

両足からマグマにダイブ 『ボルケーノ』感想

90年代後半は名作パニック映画が多いですね。『インディペンデンス・デイ』『アルマゲドン』『ツイスター』『ディープ・インパクト』等々…… 『ボルケーノ』はそんな有名大作がひしめく時代において、それらと比べるとちょっと地味ながら「火山パニック映画」…

建前と現実の境界 『ボーダーライン』感想(※ネタバレあり)

2015年に公開された、麻薬戦争を生々しくリアルに描くクライムサスペンスです。 FBI捜査官の主人公を演じるのはエミリー・ブラント。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』でトム・クルーズと共演したことで有名です。戦う強い女性の役が多いイメージです。 …

生死を分ける数分 『THE WAVE/ザ・ウェイブ』感想

ノルウェーの災害パニック映画です。起伏の激しい山岳地帯の隙間にある小さな町を舞台に、巨大津波の恐怖を描いています。 ノルウェー映画を見た事はほとんどなかったし、ましてやノルウェー産パニック映画なんて初めて見ました。非現実的な派手さを追求する…

ガチの戦車魂を感じました 『ガールズ&パンツァー 劇場版』 感想

2015年のアニメ映画です。ネット上でプチ社会現象化した人気アニメの劇場版です。遅ればせながら観ました。公開当時は萌え系アニメの劇場版としては異例の大ヒットで急遽上映館が増やされたりと結構な話題になりました。興行収入24億超えてたんですね。半端…

演出力の勝ち 『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』 感想

2016年の映画です。ジャンルはミステリーアクションとかになるのかな? 2013年の映画『グランド・イリュージョン』の続編です。前作でチーム「ホースメン」を組んでマジックを応用した完全犯罪を成し遂げた4人の天才マジシャン達が再集結します。 まずキャス…

意外な黒幕とオチは嫌いじゃない 『レポゼッション・メン』 感想

2010年のSFアクション映画です。 機械式の人工臓器の技術が発展した近未来で、臓器のローン支払を滞納している顧客から臓器を強制回収する「回収屋」の主人公を描くお話です。主演は人気ハリウッド俳優のジュード・ロウ。さらにフォレスト・ウィテカーやアリ…

退廃的で渋いかっこよさに満ちています 『ザ・ウォーカー』 感想

2010年のSFアクション映画です。核戦争後の荒れたアメリカで、ある一冊の本を運ぶ男の旅を描いています。いわゆる「文明崩壊もの」というやつで、北斗の拳やマッドマックスみたいなバイクに乗った暴徒がヒャッハーしてるような暴力の世界が舞台です。 主演は…