堕落ディザイアー

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映画の印象的な道連れシーン5選

アクション映画において、人の死はつきものです。戦いの場である以上、敵も味方も多く死んでいきます。

その死の形は様々で、目立つ派手な死を迎える者もいれば、その影でひっそりと死んでいく脇役もいます。速やかで安楽な死を迎えるか、惨たらしい死を迎えるかもキャラクターによって違います。

 

映画における「死」。フィクションの中だからこそ、それは物語上の展開として重要なアイテム・イベントとなり、上手く活用すれば作品に大きな盛り上がりや感動をもたらします。

 

物語を盛り上げる死の形として定番なのが「敵を道連れにしての自爆」というものでしょう。味方にチャンスを生んだりそのピンチを救ったり、自らの命と引き換えに大きな効果をもたらす死に方は、アクション映画において最も輝く死に方ではないでしょうか。

その死に方を選んだ者は、派手な見せ場と「英雄」という立場を得ることができ、生き残らないキャラクターとしては最大級の栄誉を得ます。

 

というわけで、今回は今まで印象的だった映画の道連れ自爆シーンを紹介します。

 

 

 

ドーン・オブ・ザ・デッド

ドーン・オブ・ザ・デッド (字幕版)

名作ホラー映画「ゾンビ」をリメイクした作品です。ゾンビパニックが発生した世界で、ショッピングモールに立て篭った生存者たちのサバイバルを描きます。

 

ゾンビ=のろのろ歩くもの、という常識を覆して「走るゾンビ」が広く定着するきっかけとなった映画でもあります。

 

この作品で見事な道連れを見せてくれたのは、立て篭るメンバーの一員となったモールの警備員・CJです。略称で呼ばれ続け本名が謎のままだった彼は、物語序盤では逃げ込んできた主人公たちを追い出そうとするなど威圧的で嫌な奴のポジションにいます。

 

ところが後半になるにつれて徐々に頼れる仲間としての側面が強くなり、最後にはゾンビに囲まれてそいつらもろとも自爆します。日本のダンディオヤジ声代表ともいえる大塚芳忠の声で「道連れだ!」と叫んでガスボンベを撃つ姿は男らしさ、いえ漢らしさを感じずにはいられません。

 

ゾンビ映画ファン・ホラー映画ファンには名場面として有名な散り様です。

 

 

 

世界侵略 ロサンゼルス決戦

世界侵略:ロサンゼルス決戦 (字幕版)

 宇宙人の大群による地球侵略の最中、敵に真正面ガチンコ銃撃戦を挑んでいく海兵隊の姿を描いたSFアクション映画です。SF映画を騙りながらその内容は戦争映画と呼ぶにふさわしい内容で、銃弾と爆発の嵐の中で泥臭い白兵戦がひたすら描かれます。

 

主人公は幾多の戦場を生き抜いてきたベテラン下士官。そして彼に支えられる若い隊長・マルチネス少尉がこの作品での道連れ自爆担当です。

 

 

エリートコースを行く若い将校であるマルチネスは、初めての実践で小隊を任されて右往左往しながらも、主人公のアドバイスを受けて少しずつ隊長として頼もしくなっていきます。

 

そして敵に追いつめられたピンチの最中、危機を脱するためには誰かが爆弾を抱えてそのスイッチを押し、敵を爆破しないといけない状況に陥ります。

 

そこでマルチネスは主人公に妻への遺言の手紙を託し、「部下たちを連れて行け」と命令するのです。

 

そして「海兵隊万歳!」と叫びスイッチを押すマルチネス。涙無しには見られない名シーンです。

 

エイリアン2

エイリアン2(字幕版)

ジェームズ・キャメロン監督でエイリアンと宇宙海兵隊の大バトルを描いたアクション大作です。

1作目では不気味で得体の知れない存在だったエイリアンが一転、本作ではただの巨大宇宙トカゲとして大群で人間を襲います。

 

この作品で見事な自爆を見せるのは海兵隊を率いるゴーマン中尉です。

 

先ほどの「世界侵略〜」のマルチネスと同じく実践に乏しい指揮官のゴーマンは、前半では役に立たない名ばかりリーダーとして登場人物と観客をイライラさせっぱなしです。 

 

ところが終盤でエイリアンから逃げる際、敵に囲まれて取り残された部下を助けるために1人引き返し、勝ち目がない見てその部下とともに爆弾を握って周囲のエイリアンもろとも自爆します。

 

頼りないお坊ちゃん指揮官が最後に男気を見せる様は熱い感動を呼びます。一緒に自爆した部下の「あんたを見直したよ」の一言がさらに涙を誘いました。

 

 

 

インディペンデンス・デイ

インデペンデンス・デイ (吹替版)

ウィル・スミス主演で巨大UFOによる地球侵略を描いたSF映画。映画ファンでなくても知ってる人も多いでしょう。

 

この作品の最後でUFOをどうやって倒したかご存知でしょうか。最終決戦を迎える終盤にはアメリカ軍は壊滅寸前で、UFOに挑んだ戦闘機部隊は退役軍人や民間パイロットを多く含む寄せ集め部隊です。

 

そんな即席パイロットの1人、ラッセル・ケイスは子どもたちにも呆れられる飲んだくれダメ親父の農薬散布機パイロットでした。

 

そのラッセルが最後、戦闘機ごとUFOの内に特攻して自爆、誘爆がおきてUFOは丸ごと大爆発を起こします。息子たちに愛してるとメッセージを残して

「とーーーつげーーーーきだーーーー!!!!!!」

の声とともに明るく突っ込んで行く彼こそが人類最大の功労者です。

 

 

バイオハザード

バイオハザード3 (字幕版)

ミラ・ジョボビッチ主演の人気シリーズ三作目です。ゾンビウイルスが蔓延して文明が崩壊した地球を舞台に、主人公アリスとその仲間たちがアンデッドと戦う様子を描きます。

 

 本作の自爆要員はチェイス・マラヴォイ。映画を観た人も「誰それ?」となる脇役です。アリスたちが砂漠化したラスベガスに立ち寄った際、エッフェル塔のオブジェクトに上って見張れと言われたスナイパーライフル持ちでカウボーイハット被ったあいつです。こう言われても分からない人もいるでしょう。

 

そのラスベガスでアリスたちが人工的に強くされたスーパー・アンデッドの襲撃を受けて戦う中で、チェイスエッフェル塔によじ登ってきた生存者を上に逃がそうとしてそれを追ってきたアンデッドに噛まれ、感染してしまいます。

 

自分が助かる見込みがないと判断したチェイスは噛んできたアンデッドたちをつかむと、潔くそいつらもろともエッフェル塔から飛び降ります。

 

仲間を助けて敵をあの世に道連れにする。理想的な漢の最後ですね。

 

 

まとめ

以上、印象的な道連れシーン集でした。

 

敵もろとも自爆するのは、映画の登場人物としては最高においしい散り方です。

 

決して真似したいとは思いませんが、そうやって敵にダメージを与え味方にチャンスをもたらす死に方は華々しく英雄的なものとして画面に映ります。そんな死に方をすることで、観客にもより存在を印象づけることになるでしょう。

 

僕も映画に登場できたら敵を巻き込んで派手に散りたいです。