堕落ディザイアー

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人間が凶暴化するパニック映画5選

ホラーパニック映画の定番ジャンルとして、「ウイルス等で凶暴化した人間が正常な人間を襲う」というものがあります。

 

「ああ、ゾンビ映画ね」と思ったそこのあなた。違います。

 

ゾンビ映画はあくまで「死者が血に飢えた怪物として蘇って人々を襲う」というものです。対して「人間凶暴化パニック」は、ウイルスが脳を犯して人間の理性を失わせ、暴走させる、というものです。

 

ウイルスが死体を動かしてゾンビを生むのか、生きている人間がウイルスで狂って暴れるのか、という明確な違いが両者にはあります。

 

今回は、ゾンビ映画と混同されがちな「人間が凶暴化するパニック映画」を紹介します。

 

28週後

28週後… (吹替版)

28週後…」は人間を凶暴化させるウイルスで壊滅したイギリスを舞台に、一度は感染パニックが収束して避難民が帰国してきたものの、ひょんなことから再び感染が広まっていく様を描きます。

 

よく「ゾンビ映画」として紹介されますが、正確には登場するのはゾンビではありません。感染者もあくまで人間で、ウイルスによって理性を失って異常に攻撃的になるだけです。ゾンビと違って「頭以外を撃っても死なない」みたいなことはありません。

 

ただし感染力に関してはゾンビ以上で、一滴の血や唾液などでも簡単に感染してしまいます。おまけに感染者の体液が体内に入るとものの数秒で発症し、暴れだすという恐ろしさ。一人感染者が出るともうねずみ算式にパンデミックが起こります。

 

怒り狂ったように暴れて全力疾走してくる感染者の群れが見せる絶望感は半端じゃありません。

 

 

イギリスが一度壊滅するまでを描いた1作目「28日後…」も感染パニック映画の傑作です。

 

 

クレイジーズ

クレイジーズ (字幕版)

「クレイジーズ」はアメリカの田舎町を舞台に、軍の極秘細菌兵器が広まる感染パニックを描きます。

 

この細菌も「28週後…」と同じように人間の理性を狂わせて凶暴化させるというものですが、本作の感染者の特徴は「言葉を喋る能力はそのまま」という点です。

 

一見すると話が通じそうなのに、いざ声をかけてみると全く意思疎通ができず敵意むき出しで攻撃してくる感染者の恐怖は尋常じゃありません。

 

おまけにこの映画では感染を封じ込めるために住民を皆殺しにしようとする米軍までもが敵に回って、全編を通して絶望感が漂います。

 

クレイジーズ (字幕版)
スコット・コーサー, マイケル・アグィラー

 

セル

セル(吹替版)

サミュエル・L・ジャクソンジョン・キューザックがダブル主演を果たした豪華な映画です。

 

この映画で人間が凶暴化する原因は「携帯電話から発せられる謎の怪電波」です。全世界で突如携帯から謎の電波が発せられて、それを聴いていた人間は一斉におかしくなってしまいます。

 

携帯電話で喋っていた人たちが突然狂って周りの人間を手当たり次第殺し始める序盤のパニック描写は圧巻です。

 

 

INFINI/インフィニ

INFINI/インフィニ (字幕版)

「INFINI/インフィニ」は、SF要素のあるパニック映画です。

 

人類がテレポーテーションで遠くの星まで行って開拓や資源採掘をするようになった近未来を舞台に、地球から遥か遠くの開拓星で謎の寄生生物によるパンデミックが広まる様子が描かれます。

 

この映画の感染者も、「クレイジーズ」と同じく普通に喋ったりできるまま凶暴化します。話しかけると一応答えてくれるのに、全く話が通じずに襲いかかってくる様は恐怖しかありません。

 

おまけにこの映画では主人公を含む登場人物全員が早々に感染してしまうので、もう手がつけられないほどの混乱状態になっていきます。

 

そんなめちゃくちゃな展開から、SF映画らしい超展開で事態が収束していく点も見どころです。

 

 

詳しい感想はこちら↓

www.daraku-desire.com

 

ゴースト・オブ・マーズ

ゴースト・オブ・マーズ (字幕版)

ゴースト・オブ・マーズも近未来風SF映画で、火星を舞台に開拓民たちが凶暴化していく様が描かれます。

 

本作で人間凶暴化の原因になるのは、なんと「太古の昔に滅びた火星人の幽霊」というもの。まさかの取り憑きホラーパニック映画です。

 

映画のセットや特殊メイク、銃撃戦などの映像効果やCG合成も含めてとにかくB級感が漂う低予算映画ですが、個人的には何故か嫌いになれない作品です。

 

ヒップホップ界では大人気のラッパー・アイスキューブが出演していたり、「トランスポーター」などで知られるジェイソン・ステイサムが無名時代に出演していたり(まだ髪がふさふさ)と、今振り返ってみるとやたらと豪華な出演陣も見どころです。