堕落ディザイアー

ずっと家でゴロゴロしながら映画を観ていたい

大人でも楽しめる クレヨンしんちゃん映画のおすすめ7選

クレヨンしんちゃん」と聞いてどんなイメージが思い浮かびますか?子ども向けアニメ、ちょっとお下品、PTAが子供に見せたくない番組ランキング上位…大抵の人はそんな印象があるんじゃないでしょうか。

 

主人公のしんちゃんが事あるごとにおしりを出したりと下ネタのイメージが根強いクレヨンしんちゃんですが、今では国民的アニメのひとつとして人気になり、世界的にも知られる作品です。

 

そして、毎年公開される劇場版も「コナン」や「ドラえもん」、「ポケモン」なんかと並んでおなじみのものになりましたね。

 

そんなこの劇場版クレヨンしんちゃん、実は子ども向けアニメと侮れない名作揃いだったりします。今回はこれまで20作以上公開されてきたクレヨンしんちゃん映画の中から「大人でも楽しめる」おすすめ作品を紹介します。

 

1.嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲

映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲

多分クレヨンしんちゃん映画の中で一番有名な作品じゃないかと思います。「クレヨンしんちゃんで泣いた」「大人こそ見るべき」と話題になりました。

 

古き良き20世紀の世界を再び体験できるレジャー施設「20世紀博」が全国で流行り、その懐かしさにのめり込む大人たち。彼らはやがて20世紀の空気に洗脳されていき、仕事も家族も捨てて過去の記憶に逃げてしまいます。

 

取り残された子どもたちは、20世紀博で大人たちを洗脳して連れ去った組織「イエスタデイ・ワンスモア」から21世紀の未来を取り戻すために戦いを挑みます。

 

クレしん映画らしいドタバタパニックからの後半の展開は、大人だからこそ感動して泣ける名シーンの連続です。特にしんのすけの父ひろしが幼少期から今までの記憶を取り戻す回想シーンは屈指の名場面として知られてますね。

 

楽しかった子ども時代を懐かしんで、それでも家族と生きていく未来のために前を向く、そんな展開に感動させられます。

 

2.嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ

映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 夕陽のカスカベボーイズ

西部劇映画の世界に入り込んで出られなくなってしまったしんのすけたち野原一家と、しんのすけの幼稚園での友だち(風間くん、まさおくん、ネネちゃん、ボーちゃん)が元の世界に帰るために奮闘する様子が描かれる本格西部劇です。

 

荒くれガンマンたちが力で住民を支配していた西部開拓時代が舞台ということで、敵として登場する悪徳知事とその一味がかなりの極悪非道です。世界征服を企む悪の組織、とかではなく、弱者を集団で袋叩きにしてほくそ笑むようなガチのクズです。

 

そんなハードな敵に対していつもの面々が戦いを挑む、というちょっと大人向けなストーリーが特徴の映画です。「荒野の七人」へのオマージュなんかもあって、西部劇好きなら一見の価値ありです。

 

3.ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん

映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん

オトナ帝国に続いて「泣けるクレしん映画」の代表格その2です。公開された時はテレビでもネットでもとにかく話題になりましたね。

 

ロボットの体に意識を埋め込まれてしまったしんのすけのとーちゃん・野原ひろしにスポットが当てられたこの作品。「クレヨンしんちゃんのアニメ映画」と舐めてかかると終盤の展開で涙腺がとんでもないことになります。

 

あんまりにも切なすぎるラストはちょっと論争を巻き起こしました。個人的にはクレしん映画としてはハードすぎてあんまりにもあんまりだと思います。僕は正直苦手というか、もう一度見るなら相当な心構えが必要かな。

 

4.嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦

映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦

「泣けるクレしん映画」の代表格その3です。戦国時代にタイムスリップしてしまったしんのすけと野原一家が、大国の理不尽な圧力で滅びかけている小国の人々を救うために奮闘することになります。

 

戦国時代の歴史考証がとんでもなく本格的で「戦国時代の合戦を描いた最も正確な映像」とまで言われました。

 

しんのすけが「親しい人の死」に直面する描写が初めてしっかりと描かれた映画で、ラストの哀しくも後味のいい展開のカタルシスが魅力です。

 

5.爆睡!ユメミーワールド大突撃

映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃

「ロボとーちゃん」の翌年の作品です。夢の中の世界を舞台に、しんのすけや野原一家、幼稚園のいつものメンバーが不思議な少女サキちゃんを救うために奮闘します。

 

家族の絆、友達との友情などの要素がバランスよく含まれていて単純にファンタジーアニメ映画として面白い上に、ジョークのセンスが妙にあか抜けている印象でした。「四畳半神話体系」なんかのノリが近いです。

 

大和田獏さんのくだりとか絶対子どもに分からせる気ないし、けっこう本格的にホラーでダークな描写もあったりして見ごたえがあります。

 

6.伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!(前半)

映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!

「街の人々が少しずつ『人間そっくりだけど人間じゃない何か』に入れ替わっていく」というガチでホラーなストーリーの劇場版です。

 

この「元の人間と入れ替わったそっくりさん」の描写がかなり容赦なくホラーで、ちょっと子どもが見たらトラウマじゃない?と思えるほどでした。特に風間くんのお母さんが生肉の塊を丸呑みする描写はハリウッドホラー顔負けのおぞましさです。

 

中盤まではまるでゾンビ映画を見ているかのようで、クレヨンしんちゃん映画の中でもかなり異色で面白いです。そこからの終盤は「どうしてこうなった」と言いたくなる微妙さですが、この前半部分だけでもホラー・パニック映画好きの人は見る価値があります。

 

7.電撃!ブタのヒヅメ大作戦

映画クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦

国際テロ組織のサイバー兵器の情報を奪取したテロ防止機関のエージェントと偶然出会ったことからしんのすけたち幼稚園のメンバーがテロ組織に拉致されてしまう、という始まりのお話です。しんのすけたちはテロを防いで脱出するために、野原一家しんのすけたちを救い出すために奮闘します。

 

武装したテロ組織とこれまた武装したテロ防止機関エージェントの攻防など、子ども向けアニメとしてはかなり異色で本格的な格闘戦や銃撃戦が展開されます。テロ組織も「かつてないコンピューターウイルスを使って世界を内側から支配する」みたいな大層な計画を立てていて、「ダイハード」でも見てるような感じです。

 

まとめ

以上、「大人でも楽しめる」という基準でクレヨンしんちゃんの映画を紹介しました。

 

ホラーからアクションからファンタジー、さらには西部劇まで、色々なジャンルの本格エンタメ映画として劇場版クレヨンしんちゃんは一級品の作品揃いです。

 

子供向け映画として侮ることなかれ。ぜひ一度試しに観てみてください。意外な面白さに驚かされます。